Core Talk Cafe meeting | |||
---|---|---|---|
開催場所 |
喫茶茶会記(四谷三丁目) | ||
参加者数 |
13名(運営スタッフ含まず) | ||
テーマ選択の背景 |
第29回目となる今回は、私たちが巻き込まれている「文化」というテーマを選択いたしました。文化が文化となるための条件はなんでしょうか?そして文化の中に優劣はあるのでしょうか? | ||
当日の様子 |
まずはじめに、私たちがどういったものに「文化」という言葉を使うのか、という問いから始まりました。驚いたことに、そこで既に「文化」という言葉に対する大きな違いが現れました。 一方で、クラシック音楽のような「高級なもの」が文化なのではないか。という意見。他方で、サブカルチャーやマニアックなものも立派に文化を形成している、という意見。 あるいは、文化は人間の趣味の領域に関わる、という主張と、衣食住などの生活の領域にも文化が言える、という主張も対立しました。 そこから深まっていた議論は、何が文化の成立条件となるか、というものでした。その為に、「制度と文化」「趣味と文化」などの近親的な概念と比較されました。 制度は文化ではないのか?あるいはそれもまた文化なのか?といった議論の中で、「文化」はやはり何らかの「豊かさ」(それでなくてもよいのに「敢えて」何かを選ぶ・行う)と関わりがなければならないのではないかという一旦の合意が得られました。 文化の条件に続いて議論されたのは、「文化に優劣は付けられるのか?」といった大きな問いでした。 ある文化が他の文化よりも優れているということはあるのか?もしあるとすれば何が判断基準になっているのだろうか? ここでもまた、「文化に優劣はある」という陣営と、「文化に優劣はない(ただ変化・バリエーションがあるにすぎない)」という陣営とに分かれました。 最後まで議論が続き、例の如く時間切れです。テーマを変えて、この議論は次回以降へ持ち越されます。 |
||
Core Talk Cafe digest | |||
Digest of digest |
何が文化といってよいのか? 文化と制度の違いは? 動物にも文化がある? 文化に優劣はある? |
||
Book Guide |
|