19th meeting
「日常と非日常の境目」
Core Talk Cafe meeting

開催場所

喫茶茶会記(四谷三丁目)

参加者数

7名(運営スタッフ含まず)

テーマ選択の背景

「ともかくこんな毎日からいったん逃げ出したい、南の島にでも行きたい」。こんな思いを抱いたことはありませんか?当時運営三人がまさにこんな心境だったのですが、そもそも「日常」から脱することはできるのでしょうか。

当日の様子

「日常」から抜け出す通路はどこにあるのか。皆さんとの最初のやりとりを通じて、出発点の問いは「芸術は非日常的か」といたしました。美術史が専門の学生さんや、美術館勤務の方のお話を通じて示されたのが、「芸術」が日常をゆさぶる可能性です。その際、「日常」という言葉の意味を「慣れ親しんだ世界の見え方」と取り決めた過程がありました。その見え方はひとつの「錯覚」みたいなものだ、という話は非常に興味深かったです。主催者がこだわった「ハワイに行きたい」なんて思いは、こうした「錯覚かもしれない」という感覚が貧しいからだと指摘されてしまいました(笑)
Core Talk Cafe digest

Digest of digest

日常はいったい何でできているのか
芸術にふれる体験は非日常的か

Book Guide

『気楽に殺ろうよ』 藤子・F・不二雄『気楽に殺ろうよ』 (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉2)
藤子・F・不二雄
小学館文庫 1995-07

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